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眼に見えない基礎気力を養う必要性

基礎体力の事は誰でも知っている。

体力は見た目でも体力測定でも誰が
見ても判りやすい。しかし精神面の強さは
数値では表わせにくい。

現代の価値観はいい学校を出ていい企業に
就職をし、いい生活をすることだと親が教えてきた。

その結果早々に人生の勝ち組と負け組みが判別し
負け組みは自分の趣味やおたくに走り、閉じこもりに
なりがちである。

親も子も苦労や苦難を厭い楽して生きることを最上とする。
小さい時から少子化の影響で大切に大切に育てられ、ある
人は母親が付きっ切りで英才教育を施し、ある人は腫れ物に
触るようにはらはらして育てる。最低は捨て育てならぬ子育て
放棄、全くの無責任な家庭崩壊もある。

昔は「志あるもの若者は貧たるべし」と私が社会に出て成功者
巡りをしていた時多くの成功者から「若いときの苦労は買ってでも
せよ」と諭された。しかし今やそんな言葉は死語となりつつある。

そんな金や富だけの成功哲学で世に出た成功者は精神的に
もろい、ライブドアの堀江や村上フアンドの村上を見ても人生の
表舞台に立っているときには光り輝き自信に満ち満ちていたが
一旦転がり落ちてからの醜態は目を覆うものがある。

富や自身のプライドは守ろうとするが人間としての尊厳や男としての
潔さは微塵も感じられない。嘘をついても自分の非を糊塗し逃れようと
する。幕末や明治時代の傑物の生き方からみると隔世の感がある。

これ等は体力や金力は重視していい生活へ向けての上昇志向に
対する精神力は大切にするが、人生上手くいかなかったときの受身の
精神力は鍛えてないからそうなった時意外にもろい。

二元人生に向けて一番大切なのは生命力である。その生命力
強化するには使命感や志・夢、それを支える健康(特に心の健康)
信念(信仰を持つのも大切)を育てることが重要になってくる。

何があっても大丈夫と言う基礎気力を向上させ養うことがこれからの
混沌とした世の中に対処するには必要になってくる。

by kenjyuojisan | 2008-09-03 10:18  

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